零 [読んだ本]
こんばんは、酔いどれです☆ミ
この前紹介した、百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』が面白かったので、遅ればせながらデビュー作の『永遠の0』を読んでみました。
今回も、随所に涙が止まらなくなる場所がありましたが、3日ほどで読み終えましたよ。
平成の世に生きる姉弟が、それまで存在を知らなかった血縁上の祖父が居たことを知り、その足跡をたどる物語なんですが、このお祖父さん、大戦中に特攻隊員として出撃し、亡くなっています。
存命中の戦友を訪ね歩き、どんな人物だったのかを紐解くうちに、あの戦争を戦い抜いてきた方たち、そして愛する者達を守るために散って行った人たちを知ることになります。
臆病者と罵られても死ぬことをとことん嫌っていたはずの祖父が何故、特攻隊員となったのか。
技術的には、開戦当時、世界最高水準だった零戦が、その性能の良さゆえに、多くの若者の命を奪ってしまった過程など、考えさせられることが沢山あります。
太平洋戦争を生き抜いてきた方々の多くが亡くなる昨今、聞ける機会がある人は、是非、生の体験談を聞くべきだと思うのです。
聞けない人は、本作を始め、太平洋戦争に関する著作があるので読んでみてください。
自分としては、日本人として、「広島の平和記念館」、「ひめゆりの塔」、「知覧の特攻平和会館」は、足を運んでおくべきだと思っています。
広島と沖縄は行ったので、あとは、知覧だなあ。
静岡空港から鹿児島便が飛んでいるうちに行っておかねばなるまい。
自民党政権になって、どうもキナ臭い感じがしているので、心配です。
もちろん、主権国家ですから国防はしなければいけませんが、アメリカにくっついて、よその国まで自衛隊が出張ってはいけないと思うのです。
「専守防衛」って、堅持できればいい言葉です。
本日の酒量:ウイスキー ダブルで2杯分
motosoftさん、miopapaさん>niceありがとうございました。
by 酔いどれ天使 (2013-01-29 00:16)
りょうさん>niceありがとうです。
by 酔いどれ天使 (2013-01-30 23:58)