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初体験 [雑感]

こんばんは。酔いどれです☆ミ

先日、人生初の体験をしてきましたよ。

まずは、妻以外の女性と暗がりに二人きり。

身体にローションが塗られます。

女性「強く吸って。もっと、もっと。」

女性「はい、そこでとめてー。ゆっくり吐いてー」

ぐりぐりっと端末がお腹に当てられて、ローションを塗ったお腹の上を滑って行ます。

ええ、女性とは女医さんですw

人間ドックだったんですが、超音波エコーで、内臓を見てもらいました。

腎臓にも、胆のうにも結石は無いとのこと。良かった良かった。

まあ、エコーは例年の検査なんですが、今回、生まれて初めて「内視鏡検査」に挑戦。

(以下、長文につき時間がある時に読んでくださいね。)

今まで消化器系の検査はバリウムを飲んでレントゲンを撮ってもらっていたんですが、昨年のドックの判定時の医師の解説で「本当はね、レントゲンじゃあ病気があっても確実には分からないんだよ。それなのにわざわざ被曝してるんだよね。」とデフォルトでバリウム検査を設定している病院の医師とは思えない発言があったので内視鏡検査に切り替えてみました。

大抵の経験者が「胃カメラは苦しい。」「死にそう。」と言うので避けていたんですが、近年は、口からカメラを入れるのではなく、鼻から入れる「経鼻内視鏡」が主流になってきたらしい。

「鼻は楽だよ。今まで(経口)とは天と地の差」との知人のコメントもあったので、簡単に出来る検査なんだ。と思って受診してみたんです。

まず、待合席で、胃の中の胃液や泡を洗い流す効果があるという謎の液体をコップ1杯飲み干します。

スポーツドリンクのような味付けなので飲みやすかったです。

しばらくすると準備室に呼ばれて、鼻の前処理が始まります。

鼻の穴に霧吹きのような道具で鼻の拡張剤を散布。喉に薬が垂れてくると違和感を感じます。

薬の効果が出るまでしばらく放置。

次は、ゼリー状の麻酔薬を針の無い注射器でニュルりっと注入。

「鼻水をすするように、麻酔薬を吸いこんで喉まで流し込んでください。」と言われるがままにズズっとすすります。

やっぱり喉に違和感が・・・。

しばらくすると、喉の奥が腫れあがって気道というか食道が狭くなったような感覚になってきます。

5分近く再放置

「じゃあ、追加の麻酔をしながら、どっちの鼻から入れるか選びますね。」

今度は、麻酔薬を塗りたくった細いチューブを左の鼻にグイっと挿入。先端が喉のあたりまで届いた感じがします。

さっきの麻酔が効果を発揮しているので痛くもかゆくもありません。

(楽勝じゃん。)

続いて、右の鼻にチューブを入れ替えます。

結果、通り具合はどっちも同じだったので、右の鼻に決定。

今度は、さっきよりも太いチューブ(実際の内視鏡とほぼ同じ径のチューブ)に切り替えて追加の麻酔処置をします。

更に5分近く放置。麻酔処理だけで結構時間を食いますなあ。

いよいよ、検査室に移動して検査開始です。

ベットに横になると、正面にモニターが置かれています。

「御自分で、胃の中の映像を見ることが出来ますよ。内視鏡が入ったら、喉を極力動かさないでくださいね。唾が出てきたら、そのまま口から溢してください。飲み込もうとすると却ってむせますからね。じゃあ、全身の力を抜いてください。」

(了解だ。麻酔も効いてるし、きっと大丈夫だ。)

内視鏡の先端が鼻腔を通過していきます。

(おお、痛くない。)

モニターには、自分のピンク色の食道が映し出されています。(結構、血色がいいもんだねえ。)

多少の異物感があるもののそんなに苦しくもなく、自分の内側を初めて見ることができました。

しばらく進むと、目前に穴を発見。

胃の入り口です。

「はい、ここから進みますよ。」

ここからが、地獄の始まりでした。

胃の入り口ですから、既に数十センチは、管が体内に入ってます。胃に突入するのに、内視鏡が多少向きを変えたんですが、その時、喉の「オエっと」なるゾーン(舌の付け根あたりかな?)をこすった模様。

麻酔していても条件反射で、喉の奥がビクビク動きます。動けば内視鏡に当たって余計に「オエッ」

涙と唾が止まらなくなります。

先程、「唾を飲んじゃだめですよ。」と言われていたのに、無意識のうちに飲んじゃいました。

やっぱり、「オエ」

カメラの先が見づらくなるので、洗浄液のようなものとエアーが内視鏡を通じて送られます。

えづく毎に先生は動きを止めてくれるんですが、「早く終点まで行ってくれないかなぁ。」とそればっかり考えてました。

どれだけ時間が経過したのか分かりませんが、モニターにようやく襞ひだがいっぱいのホルモン肉のような光景が映りました。

おお、小腸だ。昔、理科の時間に柔突起って習ったなぁ。

ようやく終わるぞ。

「まあ、ほぼ綺麗ですね。胃の上部に小さなポリープがあったけど取るほどのものじゃなかったですよ。」

たしかに、最初の方に赤い点が一つあったような気がするなあ。

どうでもいいけど、早く内視鏡を抜いてくれないかなあ・・・。

帰り道もやっぱり食道やら、喉の奥「オエっと」ゾーンやらを内視鏡が通過するわけで、苦しい思いをしました。

「終わりましたよ。ティッシュ・ペーパーはここにあるから、自由に使ってくださいね。」

と看護婦さんが言ってくれましたが、放心状態。

涙目で口からは涎が垂れ放題。更に、鼻腔内を擦られまくったせいか、鼻水が止まらなくなってます。

なんだか、漫画の「まことちゃん」のようです。

グワッっし。

人には、見せられん顔だなあ。

ともあれ、前処置を含めて約1時間の内視鏡体験でした。

最後の注意事項として、麻酔が効いている間に水を飲んだり、食べ物を食べるとつっかえて死んじゃうことがあるんで「絶対に飲食禁止」を言い渡されて終了です。

長かった。

誰だ。経鼻内視鏡は楽だって言った奴。

まあ、経口内視鏡で、舌の付け根の「オエっとゾーン」を常に擦られることを考えれば楽なんだろうけど、異物を挿入するのは変わらないわけで、厳しいよなぁ。

健康管理のためには、やっぱり内視鏡の方がいいんだろうけどねえ。

早いところ、カプセルタイプの小型胃カメラが実用化されないかなあ。

あれなら、一回の検査に一万円くらい追加料金払ってでもいいと思う。

人間ドックの検査結果としては、例年通り酒の飲み過ぎによるガンマGTPの値が150オーバーでしたので、休肝日の設定を指導されたのと、メタボリックの進行が激しいので食生活改善の指導を受けて終了です。

検査に耐えた自分への御褒美に、ボンベイ・サファイア(香りが良く美味しいジンです)を買って帰るあたりが、医者の指導を聞いていない証拠です。

せめてチビチビ飲んでいこうと心に決めた酔いどれです。

最後まで読んで下さった方。ありがとうございます。

今後、内視鏡検査を受けようと考えてる人の参考になったらいいなあ。(つーか、これ読んだら受けたくなくなるよねw)


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コメント 5

はづき

はい。読んでいて、喉のあたりが気持ち悪くなってきました。
………私、絶対胃カメラ嫌だ!!(笑)
もうちょっと粘ってカプセル型が主流になる時代を待とう!!
ヾ(o´ェ`o)ノ
by はづき (2013-08-08 00:15) 

酔いどれ天使

はづきさん>こんばんは。やっぱ、気持ち悪くなりましたか。スミマセン
自分でも、記事を書きこみながら気分が悪くなりましたもの・・・
カプセル実用化に期待ですね。
by 酔いどれ天使 (2013-08-09 00:40) 

酔いどれ天使

とし@黒猫さん、ゆきママさん、チヨルさん、びくとるさん>いつもniceありがとです。
miel-et-citnさん>はじめましてかな?よろしくお願いします。
by 酔いどれ天使 (2013-08-09 00:42) 

りょお

バリウムも内視鏡も未経験です>_<
どちらも恐ろしや〜。
検査は大事だと重々承知してますが、それでもできる限りやりたくないです(ー ー;)
お酒はほどほどにね(笑)
by りょお (2013-08-10 17:04) 

酔いどれ天使

りょおさん>こんばんは。年に1回は検査した方がいいみたいですよ。自分は酒の飲み過ぎを自覚しているので20代後半から肝機能を含む検査をやってました。
反省しないので、あまり意味が無いんですが・・・
by 酔いどれ天使 (2013-08-14 01:16) 

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